愛知県神社庁

日本の行事


弥生/やよい

ひな祭

3月初めの巳の日を上巳といい、人の形に紙を切り抜いた”ひとがた”で体をなでて、けがれを落とし、海や川に流す祓えの行事でした。
ひとがたが次第に豪華になり、現在のひな人形となりました。 

愛知県内でも、西三河では「いがまんじゅう」と呼ばれる色をつけたお米をのせたこしあんを米粉でまいたまんじゅうを食べます。尾張地区では「おしもん(おこしもん)」と呼ばれる米粉で固めたものに色彩を付したものを食べる文化があります。 また、西三河の足助では「つぼんこ」と呼ばれる竹筒の中に桃色のかんてんを流し竹の底に少し穴を開け、吸うようにして食べます。加えて蒲郡では「油菓子」と呼ばれる小麦粉、砂糖、卵などを混ぜて練ってちぎって油で揚げるシンプルなお菓子が食べられます。 

春季皇霊祭・秋季皇霊祭

明治12年に春分の日と秋分の日が休日に定められるまではこのように称されていました。宮中祭祀の一つで、この日にあわせご先祖のおまいりをおこないます。彼岸ともいいます。


卯月/うづき

春祭り

春の例祭のこととなります。神社鎮座の日やご祭神に特に縁の深い日に行われるお祭りで、それぞれの神社にとって最も重要なお祭りで、大祭にあたります。春と秋の時期に行われる神社が多く、春祭りや秋祭りと呼ばれます。


皐月/さつき

端午たんご節句せっく

もともと端午とは月初めの午の日を指しましたが、5月5日を端午の節供と呼ぶようになりました。
魔よけのためにお供えする菖蒲の花と尚武とをかけて武者人形を飾り、次第に男の子の節供として広まっていきました。

 名古屋・尾張地域では「黄いないおこわ(きいはん・きめし)」が食べられます。 

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